1階でのネット環境を2階まで拡張させる方法パート1【超便利】

こんにちは、かいです。

あなたは、2階でのネット環境について、不便に感じてはいませんか？

私が今住んでいる家の前の家主は、1階でのみインターネットを使っていたようで、2階にはネット環境が整っておりませんでした。1階からWi-Fiを使って2階でインターネットを使おうと試みましたが、どうにもWi-Fiの電波が2階まで届かず通信が安定しませんでした。

今は、1階にあるルータから2階までLANケーブルを配線したので、2階のネット環境が快適になりました。

今回は、その配線の手順とノウハウについて説明します。

この記事を読んでいただくことで、あなたのネット環境がより快適になることを願います。

※ 長文となりますので、いくつかの記事に分けて投稿します。

LANケーブルを配線した結果

完成したネット環境のイメージ図は以下です。下図の赤線で示す部分が今回LANケーブルを配線した箇所です。

2階のLANコンセントの蓋を外して中を見てみると、オレンジ色の配管（CD管）が既に設置されていたので、配管自体は設置しなくて済みました。

当初、2階までLANコンセントを配線する手順を以下のように見積もりました。（この手順は大きく変更となりますので、改めた後の手順は本記事の最後をご覧ください）

上記1~6のうち、最も難しかったのは、1. 配管内部にワイヤーを通すことです。なぜなら、当初は家全体の配管の状態が不明だったので、2階のLANコンセントの配管からワイヤーを通した場合どこからワイヤーが出てくるのかわからなかったからです。

LANケーブルを配線するにあたり、用意したものは以下です。

かい

ワイヤーは、100均で購入したこちらを使用しました。

途中から通線ワイヤーを購入してしまいましたが、

こちらでも十分に配管へと通せていました。

まず、ワイヤーを用意して、2階のLANコンセントの配管の入り口からワイヤーを通します。

しかし、何度チャレンジしてもなかなかうまく通せず、途中で止まってしまう。どうしたらよいのか。

どうやってもワイヤーが通せなかったので、通線ワイヤーを購入し再度チャレンジ。

ですが、またもや失敗。ワイヤーと同様に途中で止まってしまう。どうしたらワイヤーを配管へ通せるのか。

ワイヤーを通す手段が見つからず途方に暮れていましたが、経験者の友人に本件相談したところ、戸建ては浴室に配管が集中している場合が多いとの情報を聞きました。

そのため、浴室の天井にある点検口を開けてみたところ、

通線ワイヤーが配管から出ているではありませんか！

どうやら通線ワイヤーが点検口の蓋に当たって、それで途中で止まってしまっていた様子。ワイヤーでも同様の状況だったのでワイヤーも浴室まで届いていたようです。勇み足で通線ワイヤーを購入してしまい、失敗しました。

しばらく点検口を観察してみると、配管が合計3本あることが確認できました。

各々の配管の中にある配線を観察したところ、白い線が配管から異なる配管へと通されていることが確認できます。この白い線は、1階のリビングで使用しているモデムへと繋がっている線であることから、家の配管の全貌を把握することができました。観察して理解した配管の状態は以下です。

1階の浴室の配管で確認できた白い線と通線ワイヤーについて、上図の配管の色で説明しますと、以下の通りです。

家の配管の状態が判明したので、その情報を基に以下の手順へと見直しました。

今回は、2階までLANコンセントを配線する手順を紹介させていただきました。

次回は、各手順の詳細を説明させていただきます。続きは、こちらです↓

この記事があなたの参考となれば幸いです。